2013年06月05日
次男の再出発
サッカーが何よりも大好きな小学3年生の次男。
小さい頃からサッカーボールさえあれば事足りた次男。
今まで在籍していたクラブは、S県内では強豪の部類に入り、
大会によっては、全国優勝や上位の経験もあるチーム。
次男は、たまたま幼稚園時代のサッカースクールで教えに
来ていたのが、そのクラブだったので、その流れでクラブ
チームに入っていただけでしたが。
次男の代も、同学年だけで1年生の頃は、50人くらい在籍
していたのが、淘汰されていき、今は20人ちょっと。
残ったメンバーは、次男はともかく、みんな本当に3年生？
というくらい上手な子ばかり。
次男も最初は、スタメンだったのが、そのうちサブになり、
選抜メンバー外になり…、と厳しいふるいにかけられて、
涙する日が次第に多くなりました。
コーチいわく
「技術はあるんですが、メンタルが弱いのでそこをなんとか
しないと。まぁ、簡単には治らないと思いますが…。」
次男は、選抜から外れる度に、毎回大泣きしながら
「絶対、次は選抜に入ってやる！、諦めない！！」
と、練習のない日は、毎日ひとりで放課後学校で自主練習。
星飛雄馬のお姉ちゃんのごとく、木の陰から一生懸命練習
しているのを見て、親バカの私はもう不憫でウルウル…（泣）
でも、いつまで経っても選抜メンバーにお呼びがかからず…。
コーチの言う通り、元来メンタル弱い次男。
悲しく、辛く、悔しい思いが続きに続いた4月某日、
とうとう心がポッキリ折れてしまいました…。
「もうクラブ、行かない！競争ばっかで全然楽しくない。」
そう、次男はまだ小学3年生。
親の私でもいまだにメンタル超激弱なのに、その子供が
そんな簡単にメンタル強くなれるわけないじゃん。
私も目が覚めました。
よく考えると、次男は今までサッカーしかしてこなかった。
もっと学校の友達と遊んだり、やりたいと言っていたテニス
したり、将棋したり、野球だって今からでも出来る。
他にもいろいろやらせてあげたい。
って言うか、やるべきなんじゃないのか！？
競争は大事だけど、もっと大きくなってからで十分なんじゃ
ないか…？
そう思い始めていたら、ふと本屋で目についた本が↓
池上正さん、という長年に渡り、子供達のサッカー指導を
されている方が書かれた本。呼んでました…。
まさにこれは、神様からの贈り物だなという感じでした。
いろいろな人がいて、いろいろな考え方があって、正しい
ものが何かわかりませんが、我が家は次男に対して、この
池上さん流の考え方で育てようと決めました。
まずは、本人が楽しくないと言うので、今のクラブを辞めて
環境を変えてみようか？と考えました。
手始めに、GW期間中、次男と一緒に連日近所のサッカー
大会や、サッカーチームの練習を片っ端から見学。
同じマンションに住む子のチーム、同じクラスの子がいる
チーム、今のクラブのライバルチーム、全く初めて名前を
聞くチーム…etc
通えそうなクラブ・少年団チームを10数チーム見学。
そんな中、やっぱり神様のお導きとしか思えないチームに
出逢えました。
そのチームは、見学に行った市民大会でダントツの最下位。
でも、そのチームの指導者は、他のチームのコーチのように、
子供のミスに対して気が狂ったかのように、叫んだり、怒鳴っ
たりせず、ずっと子供達を熱く励まし続けるコーチング。
また、そのチームの父兄達も子供達を温かく見守る感じで、
優しく熱く応援していました。
そしてなにより、子供達が試合に負けていても一生懸命、
最後まで諦めずにプレーする姿がキラキラして見えました。
こんなチームが実在するんだ…、という驚きで一杯でした。
そして、それは次男も同じ気持ちだったらしく、次男から
「おれ、このチームでサッカーしてみたいんだけど…。」
『第一感は、叡智である』
もうこの時点で、次男はこのチームに入るんだろうなぁ…、
と私は確信していました。
見学翌日、早速体験練習～3年生BBQ大会へ参加。
3年生は、次男を除き、女の子を含め8人だけ。
１日であっという間にみんなとめっちゃ仲良しに。
その場で、入団宣言したのは必然だったのでしょう…。
あっという間の移籍でしたが、物事がうまく流れ出すと、
びっくりするくらい、どんどん流れて行きます。
この流れが、よい方向に流れていくよう祈ってます。
正式に入部した6月。
早速、2日目にして大会に参加。
12チームでの6人制大会（U-9）。
昨年までは、学年で3人しかいなかったそうで、同学年だけ
で大会に出場出来ることに、以前からいる子供の父兄が
とても喜んでいられたのが印象的でした。
～ 結 果 ～
予選ﾘｰｸﾞ1試合目 … ３－２ （○）
予選ﾘｰｸﾞ2試合目 … ２－１ （○）
決勝ﾄｰﾅﾒﾝﾄ 1R … ２－２ PK：1-3 （×）
次男めちゃめちゃ楽しそうでした。
私も嫁も子供達もコーチも父兄も、み～んな笑顔でした。
やっぱり、サッカーは楽しくなくっちゃね♪
試合後の次男の一言
「おれ、このチームに入って本当によかった。
あっ、ちなみにチーム変わっても、
『バルサに入って、10番つける』
っていう年少の頃からの夢は変わってないから。」
頑張って、楽しんで、このチームで次男もチームも成長
出来ることを心から願っています。
がんばれ、○太！！
小さい頃からサッカーボールさえあれば事足りた次男。
今まで在籍していたクラブは、S県内では強豪の部類に入り、
大会によっては、全国優勝や上位の経験もあるチーム。
次男は、たまたま幼稚園時代のサッカースクールで教えに
来ていたのが、そのクラブだったので、その流れでクラブ
チームに入っていただけでしたが。
次男の代も、同学年だけで1年生の頃は、50人くらい在籍
していたのが、淘汰されていき、今は20人ちょっと。
残ったメンバーは、次男はともかく、みんな本当に3年生？
というくらい上手な子ばかり。
次男も最初は、スタメンだったのが、そのうちサブになり、
選抜メンバー外になり…、と厳しいふるいにかけられて、
涙する日が次第に多くなりました。
コーチいわく
「技術はあるんですが、メンタルが弱いのでそこをなんとか
しないと。まぁ、簡単には治らないと思いますが…。」
次男は、選抜から外れる度に、毎回大泣きしながら
「絶対、次は選抜に入ってやる！、諦めない！！」
と、練習のない日は、毎日ひとりで放課後学校で自主練習。
星飛雄馬のお姉ちゃんのごとく、木の陰から一生懸命練習
しているのを見て、親バカの私はもう不憫でウルウル…（泣）
でも、いつまで経っても選抜メンバーにお呼びがかからず…。
コーチの言う通り、元来メンタル弱い次男。
悲しく、辛く、悔しい思いが続きに続いた4月某日、
とうとう心がポッキリ折れてしまいました…。
「もうクラブ、行かない！競争ばっかで全然楽しくない。」
そう、次男はまだ小学3年生。
親の私でもいまだにメンタル超激弱なのに、その子供が
そんな簡単にメンタル強くなれるわけないじゃん。
私も目が覚めました。
よく考えると、次男は今までサッカーしかしてこなかった。
もっと学校の友達と遊んだり、やりたいと言っていたテニス
したり、将棋したり、野球だって今からでも出来る。
他にもいろいろやらせてあげたい。
って言うか、やるべきなんじゃないのか！？
競争は大事だけど、もっと大きくなってからで十分なんじゃ
ないか…？
そう思い始めていたら、ふと本屋で目についた本が↓
池上正さん、という長年に渡り、子供達のサッカー指導を
されている方が書かれた本。呼んでました…。
まさにこれは、神様からの贈り物だなという感じでした。
いろいろな人がいて、いろいろな考え方があって、正しい
ものが何かわかりませんが、我が家は次男に対して、この
池上さん流の考え方で育てようと決めました。
まずは、本人が楽しくないと言うので、今のクラブを辞めて
環境を変えてみようか？と考えました。
手始めに、GW期間中、次男と一緒に連日近所のサッカー
大会や、サッカーチームの練習を片っ端から見学。
同じマンションに住む子のチーム、同じクラスの子がいる
チーム、今のクラブのライバルチーム、全く初めて名前を
聞くチーム…etc
通えそうなクラブ・少年団チームを10数チーム見学。
そんな中、やっぱり神様のお導きとしか思えないチームに
出逢えました。
そのチームは、見学に行った市民大会でダントツの最下位。
でも、そのチームの指導者は、他のチームのコーチのように、
子供のミスに対して気が狂ったかのように、叫んだり、怒鳴っ
たりせず、ずっと子供達を熱く励まし続けるコーチング。
また、そのチームの父兄達も子供達を温かく見守る感じで、
優しく熱く応援していました。
そしてなにより、子供達が試合に負けていても一生懸命、
最後まで諦めずにプレーする姿がキラキラして見えました。
こんなチームが実在するんだ…、という驚きで一杯でした。
そして、それは次男も同じ気持ちだったらしく、次男から
「おれ、このチームでサッカーしてみたいんだけど…。」
『第一感は、叡智である』
もうこの時点で、次男はこのチームに入るんだろうなぁ…、
と私は確信していました。
見学翌日、早速体験練習～3年生BBQ大会へ参加。
3年生は、次男を除き、女の子を含め8人だけ。
１日であっという間にみんなとめっちゃ仲良しに。
その場で、入団宣言したのは必然だったのでしょう…。
あっという間の移籍でしたが、物事がうまく流れ出すと、
びっくりするくらい、どんどん流れて行きます。
この流れが、よい方向に流れていくよう祈ってます。
正式に入部した6月。
早速、2日目にして大会に参加。
12チームでの6人制大会（U-9）。
昨年までは、学年で3人しかいなかったそうで、同学年だけ
で大会に出場出来ることに、以前からいる子供の父兄が
とても喜んでいられたのが印象的でした。
～ 結 果 ～
予選ﾘｰｸﾞ1試合目 … ３－２ （○）
予選ﾘｰｸﾞ2試合目 … ２－１ （○）
決勝ﾄｰﾅﾒﾝﾄ 1R … ２－２ PK：1-3 （×）
次男めちゃめちゃ楽しそうでした。
私も嫁も子供達もコーチも父兄も、み～んな笑顔でした。
やっぱり、サッカーは楽しくなくっちゃね♪
試合後の次男の一言
「おれ、このチームに入って本当によかった。
あっ、ちなみにチーム変わっても、
『バルサに入って、10番つける』
っていう年少の頃からの夢は変わってないから。」
頑張って、楽しんで、このチームで次男もチームも成長
出来ることを心から願っています。
がんばれ、○太！！
